「30分でわかる悪性リンパ腫のお話し」悪性リンパ腫の症状や治療方法を詳しく説明。最新の治療方法をわかり易く説明します。
悪性リンパ腫について30分でもわかるように解説していきます。
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リンパ芽球性リンパ腫

悪性リンパ腫リンパ芽球性リンパ腫といえば、B細胞性(B-LBL)とT細胞(T-LBL)に分ける事が出来、B細胞の80%以上がT細胞性でB細胞性は5〜20%となり、病気の症状も違います。

悪性リンパ腫では、沢山ある非ホジキンリンパ腫の種類の中でも悪性の高い病気になりますが、小児で非ホジキンリンパ腫は全体の約40%で大人は2〜4%で、それ程多くない病気と言えます。

これは、骨髄に浸透しているがん細胞が20%未満の場合をLBL、20%以上をALLと呼び区別しており、B-LBLは骨髄に浸透しやすくALLと同じ症状の患者と同じだという考え方です。

骨髄浸透のないB-LBLの場合には、経過中にALLに移行する可能性は少ないと言われています。

リンパ芽球性リンパ腫の80%が若い男性で心臓の前の部分から横隔膜より上のリンパ節に腫瘍が出来やすいという悪性リンパ腫独特の特徴があります。

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治療

完治リンパ芽球性リンパ腫の治療としては、主に抗がん剤療法となります。
1970年頃までは、小児で5年生存率は10%・成人では2年以上の生存率は無いという病気でしたが、1990年以降にLBLに対して急性リンパ性白血病の治療をメインに行うようになり増した。

その為、 完全寛解率が55〜100%となり、無病生存率は45〜65%となり、更にドキソルビシン等を追加して完全寛解率が72〜92%となり強力な化学療法で治療の効果が上がり短期間で治療を終わらせた場合に再発が多い事も判ってきました。

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