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悪性リンパ腫と肺がんの症状は似ています
悪性リンパ腫も肺がんの初期はあまり自覚症状がなく症状が出始めた頃には進行しているということが多いです、早期発見が難しい病気ですが血痰、心臓の鼓動が不安定、咳がよくでるということがおこりやすいです。悪性リンパ腫が肺に転移しているような場合も同じ症状になることが多いです。
肺がんになるとでてくる症状
- せきがとまらない
- 痰(たん)に血が混ざっている
- 息切れしたり、呼吸が思うようにできない
- 発熱
- 胸の痛み
- 声がかすれてうまく発音できない
- 顔が腫れる
- 疲れやすくなり無気力になる
- 食欲がなくなり体重が減少する
- 飲み物を欲しいと思わなくなる
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せきやたんが頻繁にでる
せきやたんが頻繁にでてなかなか止まらない理由としては、気管部分に刺激を受けているので咳がでてしまうのです。決して内臓付近がおかしいわけではありません。2週間を過ぎても咳やたんが改善されない場合は、肺がんの可能性がありますので、呼吸器系の病院で検診を受けましょう。
タバコを吸う方
タバコを吸う方や過去に長期に渡り喫煙をしていた方の場合は、扁平上皮がんが特に疑われます。 初期症状に気付かず、放っておくと癌は進行していき他の色んな臓器に転移して手をつけられない状態になります。
その時にでてくる症状は、熱が下がらない状態が続いたり、息苦しくなり深い呼吸をしなければいられない状態になります。このように呼吸が苦しく、自由に呼吸を調整できなくなってくると細菌で感染し閉感染肺炎になります。
肺がんが神経や肋骨に達すれば胸の痛みが増してきます。 食道の達すれば口に入れたご飯が飲み込めない状態になります。 首付近に達すればまぶたが腫れてきて目を開けるのが困難になります。悪性リンパ腫も転移のスピードが速く胸にも浸潤しやすいです。
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痰(たん)に血が混ざっている
血が出てくるという現象は粘膜が圧迫を受け破壊されることにより出血するのでまず肺がんが疑われます。 肺は血液が多く流れている場所であるので、がんができると出血しやすくなるためです。
ごく少量の血液が混じった痰が出たら要注意です。咳はいろいろな病気に起こる症状でこれだけで判断は出来ませんが、長時間持続するような咳には要注意です。
胸が痛くなる
胸痛は肺がんの初期症状だけなく、心臓疾患でも起こりますが、症状に違いがあります。 痛みの発生元としては、肺付近の肋骨や細胞が破壊されることによりおこる物です。
心臓の病気の場合は突然強い痛みが襲うことが多いですが、肺がんは鈍痛から始まり、持続性のある強い痛みへと進行していきます。 悪性リンパ腫の場合はレントゲンに白い影がうつります。
声がかすれる
これは声を発する箇所を肺がんの腫瘍が圧迫して起こる現象です。
呼吸困難
呼吸ができないのは、健康な場合は呼吸する気道が普通の広さを保っているため、何なく呼吸できますが肺がんになると気道がどんどん狭まるので必然的に息をする空間が狭まってきます。この状態になるとがんはかなり進行しております。
発熱
肺がんによる発熱には2つの原因が考えられます。
腫瘍の感染と腫瘍から発熱を促す物質が発せられることによるものがあります。
また閉塞性肺炎による発熱が現われることがありますが、発熱も肺がん独特の症状ではないだけに、肺がんの初期症状としては考えられずに見落としがちになるので注意が必要です。悪性リンパ腫になると熱は酷くなく症状としてはあまりでないです。
進行した肺がんの症状
他の臓器に転移した場合、骨に転移すると針で刺されたような痛みを感じ、脳に転移すると視力が低下したり頭痛、手足が痺れるという症状がおきます。
肺がんと同じ症状の病気
- 気管支炎
気管支炎の症状としては、息切れ、めまい、胸周辺の違和感のある痛みが主な症状です。そして呼吸も困難になり思うように呼吸できないことがあります。肺がんととても似ている症状ですがあくまでも気管支炎ですのでご注意下さい。
気管支炎は細菌感染が原因で起こります。治療の目的は気管支炎を治すということになりますので、放置せずに必ず検診を受けることをお勧めします。 効果があるのは抗生物質、咳止め薬、気管支拡張薬がよく効くようです。
- 気管支拡張症
気管支拡張症の症状としては、せきが止まらず、動悸や息切れが主な症状です。原因としては、呼吸器の感染症が原因で組織の一部が破壊されて様々な症状がでると考えられています。
せきをすると血がわずかに混じっていることがあります。これは明らかに気管支拡張症です。 効果があるのは、抗生物質、気管支拡張薬がよく効くようです。
- 気管支ぜんそく
気管支ぜんそくは、呼吸困難に陥り、常にぜーゼーという呼吸が続きます。原因として考えられているのが、職業(工事現場や粉塵の発生する場所に一定期間いた)、花粉、ハウスダストと考えられています。
気管支ぜんそくは遺伝的な要素がとても強く、完全に治る治療方法は今現在発見されていないと言われています。
肺がんかリンパ系の病気かわからないような場合でも、定期的(1年に1回)に検診を受けるようにしましょう。