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悪性リンパ腫生存率
悪性リンパ腫における生存率は初期段階の場合、5年生存率は70%〜85%あります。さらに悪化している場合は50%未満という結果があります。
抗がん剤治療や放射線治療の最先端医療も受診することができ5年生存率も高くなり、がんの病態や転移状況により異なるものです。
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割と進行が早い悪性リンパ腫と診断される患者さんは、抗がん剤治療をしてもその効果が見込めない場合があります。 放射線治療療法の化学療法でも生存期間が伸びるということがないようです。
悪性リンパ腫は一種の血液がんである為、外科手術は意味があまりないので抗がん剤で治療することになります。抗がん剤が効くと悪性リンパ腫は徐々に小さくなり、最終的には消滅します。
→悪性リンパ腫10年生存率 →悪性リンパ腫生存率ステージ2 →悪性リンパ腫脳生存率 →悪性リンパ腫生存率再発
5年生存率
- 低悪性度1期 70%〜90%
- 低悪性度2期 70%〜90%
- 低悪性度3期 50%〜70%
- 低悪性度4期 50%〜70%
- 中悪性度1期 70%〜90%
- 中悪性度2期 70%〜90%
- 中悪性度3期 40%〜50%
- 中悪性度4期 40%〜50%
- 高悪性度1期 70%〜90%
- 高悪性度2期 70%〜90%
- 高悪性度3期 40%〜50%
- 高悪性度4期 40%〜50%
※低悪性度のT期・U期で70〜90%
V期、W期では50%〜70%とホジキンリンパ腫よりも若干低くなり、
中等度、高悪性度になると、T期、U期で70〜90%、V期、W期では40〜50%となります。
ホジキンリンパ腫の生存率
様々な治療法を実施することにより5年生存率は約7割程度と報告されています。
生存率については国際予後スコアがあります。
これは進行期ホジキンリンパ腫の場合になります。
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予後因子
- 血清アルブミン
- ヘモグロビン
- 性別
- 臨床病期
- 年齢
- 白血球数
- リンパ球数
予後不良因子
- 4g/dL未満
- 10、5g/dL未満
- 男性 4期
- 45歳以上
- 15、000mm3以上
- 600/mm3未満又は白血球数の8%未満
非ホジキンリンパ腫の生存率
生存率は低悪性度リンパ腫と中高悪性度リンパ腫でそれぞれ異なりますが、基本的に期間が長くなればなるほど当然に生存率は下がります。
低悪性度リンパ腫の生存率は、
- 5年で75%
- 10年で55%
- 15年で22%
- 20年で20%
中高悪性度リンパ腫の生存率は、
- 5年で38%
- 10年で32%
- 15年で32%
- 20年で25%
低悪性度リンパ腫は経過年数と共に生存率が比例して下がりますが、 中高悪性度リンパ腫の場合は、7年目からは25%でほぼ横ばいになり、これ以上生存率が下がることはありません。
濾胞性リンパ腫
診断から10年経過した場合の生存率は
- 低危険群 70%
- 中間危険群 50%
- 高危険群 35%
予後因子
- 節性病変数
- 血清LDH値
- 年齢
- 臨床病期
- ヘモグロビン
予後不良因子
- 5個以上
- 正常上限を超える
- 61歳以上
- 3期又は4期
- 12mg/dL未満