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中枢神経系原発悪性リンパ腫
中枢神経系原発悪性リンパ腫といえば、悪性リンパ腫とも呼ばれる病気で脳のどこにでもできる悪性腫瘍で悪性のBリンパ球が脳の中で増殖し初期症状として片方の視力が急速に低下していく眼内リンパ腫が多い事が判っており、脳に発症した場合には、知能低下や麻痺等の症状が現れます。
中枢神経系原発悪性リンパ腫は、60〜80歳代の高齢者に多い病気でもありますが脳腫瘍としては約3%程度という少ない病気になりますが発生した場合には、数日から数週間で進行し悪化速度が非常に早い病気です。
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中枢神経系原発悪性リンパ腫を発見して治療をしても、再発の可能性が高く生存率は非常に低い病気でもあり中枢神経系原発悪性リンパ腫が疑われた場合には、即、定位脳手術で腫瘍を少し採取して検査します。
中枢神経系原発悪性リンパ腫の脳原発の80〜90%と殆どがB細胞性リンパ腫となり脳腫瘍細胞が血管周辺や脳の奥深くに広がりますので手術のみで治す事は不可能です。
治療
中枢神経系原発悪性リンパ腫の治療としは、進行が早いので即、治療が必要になり手術で腫瘍摘出の効果は少なく 放射線療法が一番効果的となり中には、腫瘍が消滅して治る事もあります。
高齢者に多い病気という事もあり大量の放射線治療を脳に行う事で脳の委縮が起こり数カ月後に認知障害が起こることが多いという結果も出ており、60歳以上の場合には、化学療法のみでの治療になる場合もあります。
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