悪性リンパ腫による死亡者数や死亡率

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悪性リンパ腫死亡者数、死亡率

悪性リンパ腫が原因で死亡する方は年々増加傾向にあります。人口は減少しているが死亡者数が増えるというのは高齢化社会が原因と言われております。長く生きれば生きるだけ癌にかかる確率は高くなります。都道府県別の悪性リンパ腫による死亡者数は年々少しずつ変わることはわかっていますが上位５位はあまり変わることがありません。

最近の調査では女性の一位が青森県で２位が鹿児島県です。そして３位以降は中部地方と分散していきます。遺伝的なものはあまり関係ないと言われており、成長過程での食生活が直接の原因とも考えられておりませんが、古来からの地域性や遺伝があるのかもしれません。

年齢別の死亡率は厚生労働省が２００６年に人口１０万人に対する割合で計算したものです。死亡者数や死亡率は年々、増加傾向にありますが、この数値は日本人の平均寿命が延びたので、がんやその他の病気にかかりやすいという結果もありますので、一概には言えませんが、様々な要因があげられるようです。

一般的な癌の場合は統計も取りやすく症例的に今後どのように治療や予防方法を組み立てていくかはとても容易ですが、悪性リンパ腫は全国的に症例もすくなく完全にこの方法がいいもしくはＡがだめならＢ、ＢがだめならＣという症例ごとに治療法が確立されていないのが難点です。

よって主治医とよく相談して色々な文献を参考にしてご自分にあった治療方法を早く見つけて一日でもはやく治療にとりかかることをお勧めします。又、サラリーマン等は仕事で時間がなかなか取れないという方もいらっしゃいますが、土日や有休を使いフルタイムで病気の原因を突き止めるように努力しましょう。再発も怖いですがまずは目の前にある病気を根治するということに精一杯頑張っていきましょう。

都道府県別のデーター

日本における悪性リンパ腫で最も死亡率が高いのは岩手県で、その次に多いのは鳥取県です。全国的に見ても何故か日本海側の地域がデーター的にも亡くなる方の割合が多いように感じます。この病気は完全には解明されておりませんが、遺伝的要素は低く後天的なものが強くあると考えられておりますが、お医者さんによっても意見はかなり異なります。

それでは何故日本海側に多いのかというと古来民族が地域別に完全に分断されておりそのなごりではないかという諸説もあります。一番死亡率の低い和歌山県や滋賀県についても完全に日本本土とはもともと離れた大陸で年月の経過とともに移動してくっついたと考えている学者もいます。

年齢

この病気は何歳になっても突然かかる病気で一度発症すると闘病生活はかなり長くなり、いずれ仕事等も辞めなければいけないくらい病院に通うことにかります。年齢的には幼児やかなり高齢の方ではなく働き盛りの２０代～４０代くらいの人が最も多いと言われており、細胞の活性と病気の進行速度の速さが主な原因と考えられております。

男女比

男女別のデーターでは男性が６割、女性が４割程度のかたがこの病気にかかることが多いです。