トップページ>悪性リンパ腫でできるしこりの特徴や痛みについて解説します
悪性リンパ腫しこり
悪性リンパ腫になると、しこりのようなものが体の腕や足そして首まわりや顔面、乳房等場所を選ばず表面にでてきます。これはリンパ節が徐々に張り出してきて本来必要でない部分に住みつくことで組織全体のボリュームを増やしておさまらなくなっているからです。
そのスピードは個人差がありますが、一般的には病期の進行具合と関係するようです。初期の段階では殆ど何も感じることがありませんが徐々に膨れたり一気に腫れたりすることもあります。種類については良性と悪性のものがあり基本的に黒や赤くなるという色がつかないものです。
ほくろの小さい版と勘違いしてそのまま何もしない人のほうが多いですが悪性リンパ腫は癌の中でも比較的発症人数が多いほうで病気自体がはっきり解明されていないのでとてもデリケートなものです。
しこりの特徴
- 肌色、赤、紫色をしている
- できやすい部位が決まっている
- 全く痛みがなく感触もないまれに痛むこともある
- 良性のものもあり何もしないほうがいい場合もある
- 悪性リンパ腫だけにできるもの
- 他の癌から転移してきたもの
- 形や色に個人差が凄くある
- 他の癌から転移してきたもの
- 同じ場所に2つも3つもできることがまれにある
- 他の癌から転移してきたもの
- 丸みのあるものととがったようなものがある
- 月経とは無関係
- 乳児にはできにくい
- 男女差や年齢に関係ない
- 都道府県で発症しやすさが違う
見た目は肌色をしているので他の人がさりげなくみたくらいでは分からないものから大きく肥大し赤や紫に変色しているものがあります。
病気についてはずっとそのままの状態のものや腫れだすものがあります。
しこりと似た特徴をもつ症状のガングリオン
ガングリオンと呼ばれるもので、これは手首の内側もしくは外側にできやすいとされる中にゼリー状の液が溜まっている小さなこぶで良性腫瘍です。
そしてガングリオンと並んで多く見られる、腫瘍に脂肪腫がありますがこれは一般的に脂肪の固まりでいずれも腫瘤として皮下に発生します。
大きさ
悪性リンパ腫になるとしこりができる可能性は50パーセントくらいですが大きさは様々で2ミリから10センチくらいのものがあります。小さいものほど危険が少ない大きい程末期ということはありませんがやはり大きいものだと気になるものですよね。
測る際は縦横そして高さまで調べておいたほうがいいでしょう。
そして毎日病期帳に必ず記録をとるようにしましょう。そのほうが何かあった時に主治医の方がすぐに判断できる材料となるのです。
病院は何科にいけばいいのか迷うかもしれませんが内科か耳鼻咽喉科です。神経内科ではないので気をつけて下さい。