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悪性リンパ腫予後
悪性リンパ腫予後とは、患者さんの病状がどのように変化し治療後、最終的にどのようになっていくかを判断することを言います。症状から始まり、治療をして、そのあと生存しているかどうか等、最終的に患者さんがどのように命が保たれているかを判断するものです。
悪性リンパ腫は、血液のがんでその組織から発生する腫瘍になり、リンパ節・扁桃腺・胸腺・脾臓等の組織や臓器を繋ぐ組織と呼び、これらを構成している組織は白血球になり前身で発症する可能性の高いがんになり予後は患者さんの年齢によって大きく変わってきます。
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ホジキンリンパ腫予後
悪性リンパ腫の中でも、ホジキンリンパ腫の場合には予後の心配が少なく病期がT期の場合の5年生存率は90%となっており、U期でも80〜90%・V期で65〜90%・W期で40〜70%と高い生存率となっております。世界共通のデータとしてこの病気の予後はとてもいい結果が残っております。
病気がかなり進行している場合でも治療方法を合体させることでよりよい結果が残されます。
国際予後スコアによると0の場合は患者さんに対して生存率が89%にもなり、1で90%,2で90%、3で78%、4で61%、5で56%になると発表されおります。
非ホジキンリンパ腫予後
非ホジキンリンパ腫は低悪性非ホジキンリンパ腫のT〜U期で5年生存率は70〜90%・V期とW期は50〜70%となっています。
T期と2期の場合には、放射線治療を行う事で50%が治癒の期待が高く、中悪性と高悪性の非ホジキンリンパ節になると、5年生存率はT期・2期では70〜90%・V期・W期では40〜50%となり、進行ステージによって予後や治療効果も違ってきます。
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予後因子
予後因子という言葉をあまり聞いたことがないと思いますが悪性リンパ腫の病気についてはよく使われる言葉です。様々な予後や治療方法そして効果がどうなるかを考えることです。そのなかでも国際予後というものがありさらに細分化したものもあります。
治療の種類やサイクル(期間)は病期や服用している薬、体力、年齢、性別、過去に大きな手術をしたか感染症はないか等過去のことと今現在のことを複合的に組み合わせて考えていきます。
非ホジキンリンパ種の場合の条件として主に下記のようなものがあります。
- 満60歳を超えていること
- ステージ(病期)が3又は4以上であること
予後まとめ
悪性リンパ腫の原因ははっきりと解明されていないため、低悪性非ホジキンリンパ節は早期発見が難しい病期でもあり、V期・W期での発見が多い病気になります。
これらは、予後の危険性を判断する国際予後指標があり合計点数が低いほど予後の可能性が高く、点数が高いほど危険という事を判断する事が出来る様になっています。