「30分でわかる悪性リンパ腫のお話し」悪性リンパ腫の症状や治療方法を詳しく説明。最新の治療方法をわかり易く説明します。
悪性リンパ腫について30分でもわかるように解説していきます。
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脾臓辺縁帯リンパ腫

悪性リンパ腫脾臓辺縁帯リンパ腫とは、とても読みにくいと思いますが「ひせいへんえんたいりんぱしゅ」と読みます。

脾臓辺縁帯リンパ腫は、血液のがんで脾動脈と脾静脈の間にある脾臓のふちの部分になる辺縁帯のB細胞ゆらいのリンパ腫になり、日本では全ての悪性リンパ腫の中の0.1%しかない非常に珍しい病気になります。

巨大脾腫やリンパ節の腫脹が殆どない病気で進行も非常に緩やかなのが特徴でもあり臨床症状の改善や診断目的の為に脾臓摘出を行います。

はっきりとしたデータはなく最近では、脾臓摘出を行わず抗がん剤のリツキシマブ使用での治療に効果があるという論文が報告されています。

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脾臓辺縁帯リンパ腫のリツキシマブ抗がん剤治療は、非常に効果が高く生存期間が長くなる事が判っており治療効果の維持や改善が期待できる可能性が高く5年生存率は94%で再発率は68%となっていますので手術ができない高齢者等には最良の選択肢になるといえそうです。

治療方法

治療脾臓辺縁帯リンパ腫の治療方法としては、脾臓摘出手術を行うよりも抗がん剤であるリツキシマブを使った治療の方が効果が高いという事が判ってきています。

脾臓辺縁帯リンパ腫のリツキシマブ治療を受けた患者は、4年生存率が79%となりリツキシマブ治療を受けなかった患者は27%という大きな差がみられ、治療期間中に再発した人は13%と低く再治療によって改善が認められています。 悪性リンパ腫と同じデーターが報告されております。

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